熊本片付け|実家の片付け 80代のお母様の整理の早さに感動!
2026/10/04整理収納サポート
80代のお母様が選んだ「モデルルームみたいな部屋」
今回ご依頼くださったのは、80代のお母様と同居されている娘さん。
お片付けサポート前に行うZoomヒヤリングで娘さんとお話をしました。
画面越しでも、とても明るくて素敵な娘さん。
お母様のことを大切に思っていらっしゃることも伝わってきました。
そしてZoomの後半には、お母様にも一緒に参加していただきました。
「どんなお部屋にしたいですか?」
そんなお話をしていると、
「もう、たくさん捨てたい。すっきりさせたいです。」
というお気持ちをお話ししてくださいました。
私は、
「そうなんですね!」
と思いながらも……
正直に言うと、心の中では
「でも、実際に物を目の前にしたら、そんなに簡単にはいかないだろうな」
これは、私の経験上ですが、お母様の世代の方は物を減らすがとても苦手です。何故なら「物を大切に」と育った世代だからです。
そう。我が実母。義母がまさにそうなのです。(めちゃめちゃ物多いです)
長年使ってきた物。
思い出のある物。
「捨てたい」と思う気持ちと、実際に手放すことは、また別のことだからです。
実家の片付けは、なかなか難しい
実家の片付けでは、親御さんが物を手放せないことで、子ども世代が困っているケースが少なくありません。
「もう使っていないから、これは処分しよう」
そう思っても、
「これはまだ使える」
「いつか使うかもしれない」
「これは思い出があるから」
「もったいない」
と、なかなか手放せない。
そして、よくあるのが、
「捨てられないから、とりあえず別の部屋へ移動する」
という方法です。(私も片付けサポートでこの方法をやる時もあります)
リビングにあったものを和室へ。
和室にあったものを押し入れへ。
押し入れに入らないものは、また別の場所へ。
一見、部屋はきれいになったように見えても、物の総量は減っていない。
これでは、家族が困っている「物が多い」という問題は、なかなか解決しません。
だから今回も、
「お母様が判断に迷われたものは、和室に一旦置くことになるかもしれないな」
そんなことを考えながら、初日を迎えました。
そして、片付け当日
当日、お母様に
「どんなお部屋にしたいですか?」
と改めてお聞きしました。
すると、お母様から出た言葉が、
「モデルルームみたいにしたい♡」
でした。
80代のお母様から、
「モデルルームみたいにしたい」
という言葉が出てくるなんて。
私はちょっと嬉しくなりました。
そして、
「よし!お母様の思うモデルルームに近づけよう」
と思いました。
まずは「安全に暮らせる家」から
お母様が日中過ごされるリビングを、まず綺麗にしたい。
それが今回のご希望でした。
でも、実際にお家を拝見すると、リビングだけではなく、まず寝室や和室を安全にすることが大切だと感じました。
特に気になったのが、お母様の寝室です。
熊本に住んでいると、やっぱり地震のことを考えます。
マンションで大きな本棚が倒れたら、出入り口をふさいでしまうかもしれない。
本棚のガラスが割れて、お母様の上に落ちてくるかもしれない。
だから今回は、見た目をきれいにすることだけではなく、
「安全に暮らせる家にする」ことを優先しました。
まずは、お母様の寝室からです。
私が「物を減らす」ことを大切にしている理由
私は、意地悪で
「これは捨てましょう」
と言っているわけではありません。
物を捨てることが目的でもありません。
私が大切にしているのは、
安心して暮らせる家にすること。
熊本に住む以上、いや。日本で暮らす以上、地震などの災害を考えた住環境づくりは大切だと思っています。
だから私は、
「減災お片付け」
を推進しています。
できるだけ物を減らして、
・通路を物でふさがない
・ドアの前に物を置かない
・避難するときの動線を確保する
・できるだけ作り付けの収納の中に物を収める
・高いところに物を置かない
・家具の上に物を積み上げない
こうしたことを、片付けの中で意識しています。
「部屋をきれいに見せるため」だけではありません。
もしものときに、少しでも安全に逃げられる家にするため。
普段の暮らしの中でも、つまずいたり、物が落ちてきたりする危険を少なくするため。
だから私は、必要なものを選び、不要なものを手放して、家の中に余白をつくることを大切にしています。
ところが、お母様の判断が早い!
今回は、私ともう一人のアドバイザーでクローゼットからお母様のお洋服を出していきました。
一枚ずつ、
「これはこれから着ますか?」
「着たいですか?」
「それとも、もう手放しますか?」
と、お母様に判断していただきます。
すると……
早い!
とにかく早い!!
「これは着ない」
「これはもういい」
「これは着る」
と、ほとんど迷われません。
私は心の中で、
「えっ、早っ!」
と思っていました(笑)いや。口に出しまくってましたね。何度も。だってめちゃ感動したから。

↑この3倍くらい手放されました。
娘さんが追いつかない(笑)
手放すと決まったものは、娘さんにビニール袋に入れていただきました。
リサイクルショップへ持っていくものとして、どんどんまとめていきます。
私ともう一人のアドバイザーがお洋服を出して、
お母様が判断して、娘さんが袋に入れる。
ところが……
お母様の判断が早すぎて、娘さんが追いつかない(笑)
「ちょっと待ってくださーい!」
というくらいの勢い。
そして、お母様以外はみんな汗だくです。
私たちはせっせと動き、娘さんは袋詰めに追われ、
お母様は淡々と判断。(お母様は椅子に座って判断だけして頂きました。)
初日の片付けは、なかなかのスピード感でした。
「ちょっと寂しいくらいだね」
そして、片付けが終わりました。
BeforeAfterです。
アドバイザー2名✕5時間+延長1時間です。



奥のガラス扉の本棚は後日処分予定です。

最初に見たお部屋と比べると、物が減って、床が見えて、動線もすっきり。
そして、お母様と一緒に片付け後のお部屋を眺めていると、
「ちょっと寂しいくらいだね」
と、お母様。
そうですよね。
今までたくさんの物があった場所から物がなくなると、最初は少し寂しく感じることがあります。
でも、その「寂しいくらい」の余白ができたことで、安全に歩ける。
動線が確保できる。
お部屋全体が見渡せる。
そして何より、安心して暮らせる。
私は、この余白が大切なんだと思っています。
そして何より、
当日の最初にお母様がおっしゃった
「モデルルームみたいにしたい」
という言葉。
そのために、お母様ご自身がたくさんの物と向き合って、手放すものを決めてくださいました。
「私もこんなおばあちゃんになりたい」
Zoomでお話ししたとき、
「もう、たくさん捨てたい」
とおっしゃっていたお母様。
私は正直、
「実際には、そんなに簡単には手放せないかもしれない」
と思っていました。
でも、実際のお母様は違いました。
ご自分で、
「これは今の私には必要ない」
「これはもう着ない」
と、どんどん決めていかれる。
誰かに「捨てたほうがいい」と言われるのではなく、
自分で決めて手放す。
その姿を見ていたら、
「私もこんなおばあちゃんになりたいな」
と思いました。
年齢を重ねても、自分の暮らしを自分で選んでいける。
自分に必要なものを自分で決められる。
そして、もしものときにも家族が少しでも安全に過ごせるような家にしておく。
私はこれからも、
物を減らして、暮らしを安全にする「減災お片付け」
を伝えていきたいと思っています。
今回のお片付けは、まだ初日。
ここからリビングや和室も少しずつ変わっていきます。
※注 今 和室が一時的に絶望な空間になっていますが、必ず綺麗なお部屋に変えますので、M様しばしお待ちくださいませ。
あなたは、どんな家で暮らしたいですか?
「この家が好き」と思える暮らしを、一緒につくっていきます。
熊本で家を癒され空間に変えたい人は是非ご依頼ください!